2011年03月27日

最後のほうを特に読んで欲しい!!

みなさん こんばんは(^^)

今日は王子の笑顔、野獣さん、師匠、レフティーの笑顔に沢山元気をもらっったよ!!


さっき、GACKTさんがブログを更新。

とっても長い分だよ。

特に最後のほうを 読んで欲しい!! って思うけど

全部載せます。




FOR DEAR


この数日、色んなことがあった。
心が救われることもあった。
悲しいこともあった。
それでも僕らは、今日を生きてる。


多賀城市市長からの手紙が
手元に届いた。


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GACKTさんの呼びかけに
   応えて下さった多くの方々へ

今年3月は例年になく寒い日が多く、多賀城でも時々雪が降る日がありました。
そんな折、3月11日にこの度の東日本大震災が発生し、
避難した方々、また、自宅に居た方々にとって、電気、水道が止まり、凍えそうな日々の連続でした。

そこに、GACKTさんの呼びかけで、多くの方々から2000リットルの灯油を2度も届けていただき、心も身体も暖まりました。

多くの方々のご支援もいただき、復興に向け一丸となって頑張ります。
ご支援いただきました事を心より感謝申し上げ、御礼のご挨拶といたします。

多賀城市長
菊地 健次郎


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また、こんな手紙も頂いた。


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東北学院大学工学部学部長の遠藤銀朗です。 

どんなにメディアの映像を通して惨状を知ったとしても、
たとえそれが3Dであったとしても、
その場の空の臭いや風の不気味さや
そして眼前に迫り来る現実を五感で認識することがなければ、
起こったこことが現実の惨事であることを、
そしてその現実がどのような意味を持つものであるかを悟ることをできないような、
そのような現場にGACKTさんに代わって救援物資と共に
GACKT事務所社長の佐藤さんに来ていただきました。
佐藤さんに宮城県多賀城市に来ていただいて、
現実にここで起こったことをGACKTさんに伝えていただいたことは、
それだけで私どものこころの支えをさらに強固にしてくれました。

GACKTさんが勇気をもって声を出し組織された”SHOW YOUR HEART”のプロジェクトは、
皆さんの人のつながりを大きな一つの輪にしてくれました。
そして、その輪の中に多賀城市で大地震と大津波によって被災した方々を包み込んでいただいたことを、
そして私どもを含めてその悲惨な状況の中で
何とか支え合って生きている多賀城市民の皆さんをその輪に加えていただいたことを、
本当に嬉しく思っております。

多賀城に送り届けていただいた救援物資は、
まさにHEARTSであると思います。
それらの物資を身に纏い、
お腹に入れるとき、
被災者の皆さんは贈って下さった皆さんのこころの暖かさを感じています。

3月11日は寒い日でした。

押し寄せる津波にのみこまれながらも辛うじて生きながらえた人々、
寒さのなかで水が引き救援が来るのを10時間以上も待っていた人々、
そのような人たちが、
ここ東北学院大学多賀城キャンパスの避難所にも沢山たどり着きました。

その方々にとって何よりも大きな支えとなっているのは、
まさに人のこころの暖かさであると思います。
いただいた救援物資の向こう側に見捨てることなく支援しようとしている人たちが
沢山いてくれると思えることが、
そしてその人たちを信じることができると思うことが、
希望を全く失わせてしまうような惨事から何とかはい上がり、
そして将来の希望の明かりを見出すための道案内の光なりました。

GACKTさん、
そして”SHOW YOUR HEART”のプロジェクトを支えられている多くの皆さんに、
心からありがとうございましたと感謝申し上げます。
 

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今回、僕らに関わってくれた仲間の想いが
少しでも被災地で頑張ってる人たちに届けば・・・。
そう思いながら今も尚、必死に藻掻いています。


今回被災地に物資を直接届けに行ったウチの代表の佐藤は
今、体に癌を患っています。

物資を被災地に運んだあと
国立の癌研でエライ怒られ、
そのあと、しばらく投薬で動けなかったみたいで。

そんな彼が僕に昨日、こう言った。


「起点になると思ったんだ。
眠いこと言ってる連中を動かす、そんな起点にしたかった・・・」

僕らは彼の行動を受け、更に
ものすごいスピードで動いている。

もう、僕の周りには誰も迷う者はいなくなった。
こうやって、互いに支え合いながら僕らは前に進んでいる。


これはなにも僕らに限ったことじゃないんだ。
みんなの周りでも同じことが言える。
今、迷ってる暇なんかないんだ。

僕らはこれからの長い復興の道のりを
足並みを揃えて前に進んでいかなければならない。



今回、31日に行われる全国一斉街頭募金活動も
多くの著名人、俳優、女優、歌手、
モデル、タレント、ダンサー、150人以上が
率先して街頭に立つことを望んでくれた。

もちろん、起こりうる問題点の可能性を挙げればキリはないし、
また、心ない人たちのバッシングもあることだろう。

いわゆる「人の汗の掻き方に文句をつける輩」だ。

何が正しいか間違っているかを論議するタイミングなのだろうか。
僕はその日が終わりに、次の日につなげるために反省点を書き出す。
でも、けっして論議ばかりして動き出さないなんてことはまったくない。
動きが遅くなるからだ。
船頭がたくさんいれば、
船は出航できたとしても、目的地にたどり着くことさえ危ぶまれる。


僕はいつも言っているが、
街頭募金とは、お金を集めることだけが目的じゃない。むしろ、
街頭募金とは、お金を集める行為そのものにはあまり意味があるとは思っていない。
金を集めるだけならもっと良い方法だってある。

街頭募金とはお金を寄付する側の想いと行為に意味があるのだと思っている。

だから、別にそのお金を寄付する先が僕らじゃなきゃ駄目だなんて
これっぽっちも思ってない。

近くに赤十字があれば、
赤い羽根があれば、
他に活動する団体があれば、
そしてそれを自分の意志と責任で選んでくれればいいんだ。

自分の足で、
自分の意志で
誰かを少しでも助けようとするその行動そのものに意味がある。


そして、集めた義援金は
その団体で誰かを助けるために活動する人たちの生活も含めて
支援していることになる。

彼らは団体を持続するのにも
活動を維持していくのにもお金が掛かる。

それに対しても、また文句を言うヤツがいる。
「〜%もあの団体は取るんだよ!!!」とか。
「実際は〜ぐらいしか届かないんだよ」とか。


彼らは、それぞれの活動目的や共通意志の中に集い、
実際に物資を供給し、被災地で動き、出来る限りの支援活動を行う。
時に、それは国の機関より圧倒的に行動が早いことだってざらじゃない。

そんな彼らを支援することも含めて、
みんなが自分の意志で選び、
その選んだことに責任を持ち、
自分たちの想いを託すってことそのものが
心のバトンリレーなんじゃないかって思うんだ。



今回、SHOW YOUR HEARTは赤十字を全面的にのサポートすることを決めた。
集まったすべての義援金は日本赤十字に託す。
彼らに自分たちの想いを託しているんだ。
それが僕らの今回選んだ道であり、
今後は、また、本当に必要な人たちのために活動しようと思ってる。
それは、日本国内に限ったことじゃないんだ。


僕らは今回のことで、
いかに人を助けることが難しいことかわかったはずだ。
一人では。
でも、仲間が集まれば無理だと思うことも可能になり
その輪が広がれば、多くの仲間を救えることを知った。
助けを求める声があれば、国内に限らず、
互いに助け合うべきだ。

そう思ってる。
それは自分の中で確信に変わった。


これからも被災地と被災者に対して
やらなきゃいけないことがまだまだ一杯ある。

でも、自分たちのことばかり考えてちゃ駄目だ。
そんな自分たちでありたいし、みんなにもそうあって貰いたい。
それが日本人としての誇りなんだ。


僕はよく、海外の連中に

「日本人はNoと言えないんだろう?」

なんてことを訪ねられる。
それは全く違う。


「僕らはNoと言えないんじゃない。
僕らはNoと言わないんだ」


「No!!!」 と答えることは簡単だ。
それは相手に対する拒絶。
それが敵を生む結果に繋がることだってある。

僕ら日本人が 「No」 と敢えて言わないのは、
相手と時間を掛けて向き合い、
相手と自分の意見をすりあわせ、
お互いの着地点を見いだしていくことの出来る国民だからだ。


そんな日本人であることに僕は誇りを持っている。
そんな心や文化を持つ、日本人である僕らが
自分たちのことしか考えていないなんて話にならない。

そうやって助け合える心こそ 「日本人らしさ」 の原点であると。
だからこそ、日本人らしく、助けを求める隣人に
迷わず手を差し伸べられる自分でありたい。

分かってもらえるだろうか・・・
まあ、少なくとも僕はこういう生き方を選んでいる。
たとえ、古いだなんだって言われても僕はこういうオトコだ。

これが日本人の誇りだと胸を張って言える。
僕は自分が日本人であることに誇りを持って生きてる。


色んなファッションが入り乱れる現代、
日本人だって言えるのは外見じゃなく、
その心のそのものだけじゃないのかな・・・
この世の中にそんな男達が、それを理解できる女が
たくさん増えて、これからの復興に携わってくれれば
被災者の心の復興に携わってくれれば、
必ずこの国は立ち直ることは出来る。

そう信じている。



最後に、
昨日の夜中に訃報が届いた。
大切な僕のDEARSの訃報だ。
亡くなった彼女のお兄さんから貰った言葉を読んでほしい。

名前は伏せているが、彼自身も、
彼の今の想いをみんなに届けることを望んでくれた。

一人でも多くの人に、彼の思いが届くことを願っている。



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「今回の東日本大震災で私の妹が亡くなりました。
妹は今年成人式を迎えたばかりのまだ若干20歳という若さでした。
生前は様々な出来ごとが妹にありました。
自殺を考えるなど本当に追い込まれた状況から本人を救ったのは妹がファンであるGACKTさんのおかげであると聞いております。
幸いなことに今回本人の体は家に帰ってくることができました。
先程頂いたお話しを胸に妹の分まで家族で力を合わせて頑張っていきたいと思います。
今日妹を預けてきましたが、会場には同じGACKTさんのファンで妹と繋がりのある方がかなりお越し頂きました。
これもGACKTさんが軸になり妹の人脈が広がったおかげかと思います。
本当にありがとうございました。
妹はやりたい事があってもやれないまま亡くなりました。
今回の震災で無事だった人には一生懸命生きて頂きたいんです」

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僕たちに残されたやらなければいけないこととは、復興だけじゃない。
僕たちは今、自分たちがこうやって生きてることに感謝しなきゃいけない。

本当に生きたいと想いながらも、
無念の中で逝ってしまった人たちがたくさんいる。
いい加減に今日を生きちゃいけないんだ。


たとえ、目的がない、やることがないと思っていても、
生きることに意味がないことなんて全くない。
今日という日に感謝しなくちゃいけないんだ。

「今日」という日は、
本当に生きたくても、
その願い叶わず死んでいった人たちの大切な未来。
彼らには届くことのない「明日」だったんだ。

「本気で生きる」ってことをやろう。
誰かの背中を押せるように本気で生きよう。

長くなったけれど、
みんなにはわかって貰いたいんだ。

こうやって、生きてることがどれだけすばらしいかってことを。


今、被災地には
生きることに疲れている人たちもいる。
絶望の中で、生きることの意味を感じることが出来なくなった人もいる。
大切な人を亡くして、生きる喜びを失った人がたくさんいる。
すべてを失って、どうやって生きていいか、わからない人もいる。

そんなに彼らを勇気を届けよう。
みんな、それぞれの形で良いんだ。
少しの勇気で良いんだ。
どんな形でも良い。

その勇気が彼らの希望になるんだ。
彼らの生きる希望になるんだ。
生きてて良かったってそう思って貰える勇気を届けよう。

それが、今日を生きる僕らの使命だ。



最後のほうを特に読んで欲しい!!






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Posted by みっこさん at 21:08│Comments(2)日記
この記事へのコメント
私と同じ思いでうれしかった。
私も 「千曳」じゃなくていいし、ここでみんなの支援の輪が
広がることを願って行動を起こした。
まだまだ 寒いから 早く暖かくなって欲しいと願ってます。
みっこさん ありがとう。
Posted by こぶたママ ゆーちゃんこぶたママ ゆーちゃん at 2011年03月27日 23:33
G様の言葉にはいつも胸を打たれます。
あ!
ラジオのコメントを聞いてもらうの忘れた(汗)
Posted by 野獣 at 2011年03月28日 07:53
 
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